岩手県にある田山工務店がつくる省エネ住宅では、独自工法による地中熱利用により住宅内を暖かくしています。地中熱利用とは、地底のマグマや温泉が放出する熱を利用して空気を暖める技術のことです。しかし効率的に地中熱を利用するためには、高額な費用がかかり一般住宅では現実的ではありません。そこで田山工務店では地表から3~4mほどの浅いところの熱を活用する、低コストでの実現を目指せる工法を考えました。地表から地中の熱が逃げてしまわないように地中の中に折り曲げた断熱材を入れ、断熱材の下には蓄熱板を入れることで、効率的に住宅内を暖める工法です。
地中熱を住宅の中から逃さないようにするために、田山工務店ではオリジナルシステムによる補助暖房設備を設置して、より快適な空間をつくりあげることを目指しています。床下に温水循環回路を設けて蓄熱槽を作り、小さな熱源機で温め、その熱をファンダクトで家の周囲に送り込むシステムです。地中熱利用と補助暖房設備により、岩手県の冬でもランニングコストゼロに近づけられる可能性があります。
田山工務店では省エネ住宅の結露を防ぎ、屋内の温度を一定にするために空気の循環を行いながら、家の中の空気が冷やされないようにするための工法を採用しています。公式サイトでは工法についての詳しい解説は記載されていませんでしたが、進化型外張り断熱や、内壁充填断熱の複合断熱工法にも対応可能とのことでした。
田山工務店では住宅づくりを「一品生産の作品」だと考えています。そのため次々とたくさんの家を建てていくのではなく、1棟1棟を施主とともに、丁寧につくりあげていくことを選んだ工務店です。責任をもって工事を行い、適切なフォローをするため年間棟数も抑えています。
独自開発した工法などの実験的なことを試し、施主とともに家づくりを楽しみたいと考えているのが田山工務店です。その際には裏付けとなるデータを示し、施主に納得してもらってから実際の施工に臨みます。そして充実感を味わいながら、楽しく家づくりを行っていきたいと考えているそうです。
田山工務店では地中熱利用・補助暖房設備・外断熱により暖かな家づくりを目指しています。独自工法の開発にも積極的なので、珍しい工法も提案してもらえるかもしれません。また工事やフォローに責任を持つことを重視しているので、アフターフォローやメンテナンスの体制なども充実していると考えられます。
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省エネ住宅プランについて公式サイトに記載がありませんでした。
田山工務店に関する口コミは見つかりませんでした。
会社名 | 有限会社 田山工務店 |
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所在地 | 岩手県盛岡市館向町1-40 |
電話番号 | 019-623-1551 |
営業時間 | 公式サイトに記載がありませんでした |
URL | http://tayamakoumuten.com/index.html |
※2022年1月調査時点においてZEHビルダーで最高評価の星6つを獲得しており、2020年度のZEH実績が90%を超えている4社をピックアップ(※2)
※1:2012年時点。参照元:日高見工務店公式サイト(http://www.hitakamik.com/zero.php)
※2参照:一般社団法人環境共創イニシアチブ(https://sii.or.jp/zeh/builder/search)